こんにちは、工事部の永井です。
先日、今年のブリツカー建築賞の発表があり我が国の建築家の伊藤豊雄さんが受賞しました。
この賞は建築のノーベル賞ともいわれる賞で日本人としては6人目の受賞となります。
おめでとうございます。
私は今年で45才になるのですが、学生の頃(今から25年以上前)から伊藤豊雄さんの作品は
よく建築雑誌で見ていました。とても新しくスマートで憧れていました。
実物の建物も友達と観に行ってました。(お金はなかったけど時間はあったので。 笑)
今回は受賞を記念して伊藤豊雄さんの作品である地元、横浜の『横浜 風の塔』を
振り返ってみたいと思い取り上げさせて頂きます。
学生の頃、確か1986年に地元の横浜駅西口のロータリーの中央に伊藤豊雄さんの
『横浜 風の塔』は出来ました。
これはもともと地下街の換気塔を綺麗にするという建築コンペがあり、
換気塔の廻りに全面鏡を張りその周辺を楕円形の筒状にアルミパンチングメタルのパネルに
包まれています。(当時はアルミパンチングメタルが流行っていました。)
昼間は太陽の光が反射して夜は頂部に設けたセンサーが足元の投光機とタワー内部にある
1280個の電球が風の向きや風速にキャッチして様々な光の表情を醸し出すという正に
『風の塔』でした。何年か前からは残念ながら故障が多くなり時間によってパターンを
変えているみたいです。
そろそろ知ってる人も見たくなったでしょ!ジャーン。
(後日、横浜高島屋 お客様相談室に連絡し横浜駅西口振興協議会に聞いて頂いた所、何年か前から老朽化により点灯していないそうです。また、存続を含めて検討されているそうです。
なんとか残して頂きたいですね。
気分を変えて
昼間に撮影した内部状況です。
-宇宙船みたいです。
『風の塔』を目にした事でしょう。それは恋人との待ち合わせやバス停でバスを待つ人、
駅ビルからデパートからホテルの部屋からディナーを楽しむ人、修学旅行で来た人などが
私たちの仕事は建物を作り、リニューアルする素敵な仕事です。
それでは最後に町の明かりに照らされている『横浜 風の塔』です。
これもなかなかいいでしょ。
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