2009年5月25日月曜日

新築から10年を経て



会社から、“もう○○マンションは10年だよ”と言われ、当時の営業担当者と上司と共に、10年目の状況確認とメンテナンス(大規模修繕)の提案を兼て、ご挨拶に行ってまいりました。












建物は、鉄筋コンクリート製の3階建共同住宅です。ひび割れや漏水等が頭をよぎりましたが、久しぶりに建物を見た感想は、“懐かしい”の一言でした。
お客様にご挨拶を済ませ、案内されるまま外壁等の目視確認を実施しましたところ、やはり開口部周りの所から、クラック(ひび割れ)が見受けられました。(どの建物でもひびは入ります。昨今、開口部周りや、連続する壁面に誘発目地を設ける様になりましたが、当時は余りありませんでした。)・・・外壁の色は、少し薄く感じられ塗料のチョーキング現象(塗装部に触ると白くなる)がありましたが、爆裂(鉄筋の錆びによるコンクリート破壊)は無く、ひび割れの処理をし、塗装の塗替え等を行えば、建物を良い状態で維持使用できるという結論に達し、当時現場を預かっていた者としては、とても安心致しました。
10年と言う月日は、建物自体だけでなくお客様の家族構成の変化等による建物へのご要望にも変化をもたらします、今後もメンテナンスなど、私共にできる協力や、ご提案をして行きたいと思います。